TikTokの2026年夏ソング、ノスタルジーが動画テーマの武器に
- TikTokが2026年の夏ソングを発表。1位はケイティ・ペリーの2011年曲で、4200万本の動画に使われ550億回再生を集めました。TikTokでの楽曲使用がどれだけバズの起点になるかを、数字とともに紹介します。
- ノスタルジーを感じる楽曲がZ世代の共感を集めており、日本のチャンネルでも往年のヒット曲をテーマにした企画が伸びる手がかりになります。
- TikTokの流行を取り入れて企画を考える運営者や、昭和・平成の楽曲を使ったノスタルジー商法に興味があるチャンネル運営者です。

2026年の夏ソングは11年前の曲
TikTokが2026年の夏ソングのまとめを発表しました。
Tubefilterの記事によると、ランキング1位はケイティ・ペリーの「The One That Got Away」です。
この曲は2011年にリリースされたもので、当時はアルバムの中の1曲という扱いでした。
ところが2026年の夏、TikTokではこの曲を使った動画が4200万本作られました。
再生回数は合計550億回にのぼります。
550億回を日割りすると、夏の間(約90日)で1日あたり約6億回です。
ケイティ・ペリーは「あれから何年も経って、こんな瞬間が来るとは夢のようです」とコメントしています。
曲がどのように使われるかは予想できない、と話しているのが印象的です。

懐かしさがZ世代の心をつかむ
ランキングは懐かしさであふれています。
レニー・クラヴィッツやマック・ミラーの曲に加えて、2026年の新曲にも「過ぎ去った夏」を回顧するようなムードの曲が並びました。
TikTokはこれを「ノスタルジーの流行」と説明しています。
かつてノスタルジーはミレニアル世代のものとされていましたが、今はZ世代が中心です。
20代が10年前を振り返って選ぶ音楽やテレビの傾向が、この夏のランキングにも出ています。
音楽をネタにした動画企画のヒント
この記事が示しているのは、懐かしい音楽が動画のテーマとして強い力を持つことです。
「The One That Got Away」は「あの夏に戻りたい」という歌詞で、失恋の記憶や青春を思い出す内容です。
こうした曲は、思い出の再現や「当時に戻ったつもり」で作る動画と相性がよいとわかります。
逆に言うと、新しい曲でも昔の雰囲気があれば、夏のテーマ動画には使えるということです。
日本のチャンネルでできること
この話はTikTokでの流行ですが、YouTubeでも同じ「懐かしさ」の力が使えます。
- 昭和・平成のヒット曲をBGMにした「当時の夏」を再現する企画
- 「昔の夏はこうだった」と振り返る街歩きやVlog
- 思い出の曲が流れた瞬間に切なくなるような演出
こうした動画は、特定の時代を知っている視聴者の感情に直接届きます。
楽曲を使うときは、YouTubeのコンテンツIDと著作権の扱いに注意が必要です。
昔の曲でも権利処理は残っています。
自分のチャンネルにどう影響するか
懐かしい楽曲をテーマにするなら、単にBGMで流すのではなく、歌詞の世界観を再現する再現ドラマや「あの夏の思い出」を語る構成にしてみると、視聴者の感情移入が進みます。
「10年前」だけでなく、5年前・20年前など対象年代を変えて、いくつもバリエーションを作っておくと、同じネタでシリーズ化できます。
著作権処理の状態は楽曲によって違うので、使う前にYouTube Studioで曲名を検索し、収益化できるかどうかを1本目から確認しておくと、あとで動画を差し替える手間が減ります。

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