1of10のサムネイル生成AI、棒人間レベルの下書きから完成サムネイルを生成
- 1of10 Thumbnail Generatorが、棒人間レベルのラフスケッチを完成サムネイルに変換する方法を公開しました。絵心がなくても、配置だけを絵で指定して言葉で補足すれば、意図どおりの構図で生成できます。
- サムネイルの構図を言葉で伝えるのは難しく、AI生成が思い通りにならない場面を解決する方法だからです。実績のある構図を次回以降に使い回す考え方も含まれています。
- AIでサムネイルを生成しているチャンネル運営者と動画編集者です。縦型サムネイルにも対応しており、Shortsを中心に投稿している人にも関係します。

1of10 Blog が、サムネイル生成AI「1of10 Thumbnail Generator」のスケッチ機能の使い方を公開しました。
絵心がなくても、棒人間レベルの下書きをそのまま完成サムネイルに変換できるという内容です。
棒人間レベルの下書きで十分な理由
1of10のAIが読むのは、絵のうまさではなく配置だけです。
棒人間が長方形を持ち、矢印が伸びて「cold」と殴り書きがしてあっても、それで構図は伝わります。
人物がどこに立ち、物体がどの位置にあり、矢印がどこを指し、テキストがどこに入るか。
その配置情報だけを読み取って、きれいなサムネイルを生成します。
下書きの作り方は2通りあります。
- ツール内のスケッチキャンバスに直接描く
- 紙や別アプリで描いた絵、または気に入った既存サムネイルをアップロードする
後者は、実際に伸びたサムネイルの配置を参考にしたいときに使えます。
公式ブログは下書きを「設計図」にたとえています。
家の設計図が家の絵ではなく壁の位置を示す線であるように、サムネイルの下書きも配置を示す線で十分です。

下書きに説明文を添えて形の意味を確定させる
ただし、下書きだけでは足りません。
長方形が刀なのかスマートフォンなのか、絵からは判断できないためです。
そこで、短い説明文を添えます。
スケッチが「どこに置くか」を担当し、言葉が「それが何であるか」を担当するという分担です。
公式ブログの例では、氷の刀のサムネイルを作る際、まず「I Built a Deadly Ice Katana」というタイトルで文脈を示し、続けて青空背景、氷でできた刀、刃を指す「COLD」という白文字、屋外の静止画、といった内容を指定しています。
これで、棒人間はクリエイター本人、長方形は氷の刀、殴り書きはテキストだとAIに伝わります。
手順の流れは次の通りです。
- スケッチキャンバスで下書きを描く
- 「use sketch」で読み込ませる
- タイトルから始まる説明文を添えて生成する
- 出てきた候補から選ぶ
- エディタで最終調整する
公式ブログによると、ここまで数分で終わります。
構図が主役のときは下書きが速い
配置へのこだわりが強いとき、言葉だけで伝えるのは難しいです。
「クリエイターは左、商品は右で大きく、矢印でつなぐ」といった指定をプロンプトに何度書いても、思った配置にならないことがあります。
そういう場面では、10秒の下書きの方が速く正確です。
一方で、構図が緩くて何のサムネイルかが伝わればいい場合は、言葉だけの詳しいプロンプトで足りるとしています。
下書きは構図が主役のときに使うのが向いています。
伸びた構図はテンプレートとして残せる
スケッチで作った構図が伸びたら、それを次の動画以降でも使い回せます。
実績のある配置を保存しておき、物体とテキストだけ差し替える方法です。
毎回イチから考えずに済み、見た目が統一されるので、フィードのなかで自分の動画だと認識してもらいやすくなります。
Shortsの縦型サムネイルにも対応しています。
先にフォーマットを縦に設定してから、人物を上に、テキストを下に、といった具合に下書きを描くと、縦画面に合う構図で生成されます。
この記事は1of10の公式ブログによる機能案内です。
料金や、ほかのツールで同じことが可能かどうかは原文では明らかにされていません。
自分のチャンネルにどう影響するか
ここで紹介したのは1of10というツールの機能ですが、「配置は絵で、意味は言葉で渡す」という考え方は、AIサムネイル生成で構図に悩む場面の参考になります。
- プロンプトで配置を指定して何度も直しているなら、一度、絵での指定に切り替えてみます。
手描きが苦手な場合は、目指したい構図のサムネイルをアップロードして配置を借りる方法から試すと敷居が下がります。 - 下書きを読み込ませたら、必ず説明文をセットにします。
絵の記号(棒人間、四角形、矢印)が実際に何を指すのかを言葉で添えると、生成結果のブレが小さくなります。 - 同じジャンルで動画を量産しているなら、一度決めた構図を型として保存しておくのがおすすめです。
伸びたサムネイルと同じ配置を次回も使い、中身だけ差し替えると、制作の判断が減ります。 - 料金や利用条件は原文に載っていないため、使ってみたい場合は公式ブログや製品ページで確認してください。

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