YouTubeの古い動画を伸ばす手順、表示回数で3つに仕分けて直す
- YouTubeは公式に、投稿からの時間は動画の長期的な伸びに影響しないと説明しています。
- 古い動画は表示回数と流入元で仕分けると、サムネ・タイトル・題材のどこを直すべきかが分かります。
- いつもの4〜5倍伸びた外れ値の動画を、自分と同じ規模のチャンネルから探すと次の題材の手がかりになります。

古いから埋もれているわけではない
YouTubeのおすすめの仕組みは、投稿日に関係なく合う動画を合う視聴者に届けることを目指している、とYouTube自身が説明しています。
YouTube分析ツールのTubeBuddyは、これを根拠に、古い動画が見られないのは古いからではなく、今の視聴者に合うと判断されていないからだと整理しています(TubeBuddy)。
タイトルやサムネを変えても、それまでの再生回数や視聴履歴、コメントは消えません。
YouTubeは変更後のサムネとタイトルを、その動画にたどり着いている視聴者に試し直すだけです。

表示回数で3つに仕分ける
最初にするのは、直す動画を選ぶことです。
YouTube Studioのコンテンツ画面で期間を過去90日か365日にし、インプレッション(サムネが表示された回数)の順に並べ替えます。
そのうえで、表示が多い動画、表示は少ないが検索から来ている動画、表示がほぼない動画の3つに分けます。
仕分けの前に、各動画の推移も見ておきます。
表示が少なくても毎日伸びている動画は、触らずに置いておくのが正解です。
横ばいは数字しだいで判断し、落ちている動画を優先して直します。
表示が多いのにクリックされない動画は、見た目の問題です。
流入元がおすすめやホームなら、サムネとタイトルを変えます。
直近の数本がすべてこの山に入るなら、1枚のサムネではなくデザインの型そのものに問題があります。
TubeBuddyによると、YouTubeのテスト機能は視聴時間だけで勝者を決めます。
表示は少ないのに検索から来ている動画は、需要はあるのに言葉がずれています。
今いちばん検索される語を調べ直し、題材は変えずにタイトルと概要欄を書き換えます。
概要欄は最初の200字が特に大事です。
表示がほぼない動画は、題材に需要がありません。
サムネやタイトルでは救えないので、そのまま置いておくか、良い部分を新しい動画に入れるか、今のチャンネルに合わないなら限定公開にします。
削除はほとんどの場合おすすめできないとしています。
動画の本体は差し替えられませんが、チャプター、概要欄のリンク、固定コメント、再生リスト、終了画面は後から変えられます。
新しい動画の終了画面から古い動画へ誘導すると、関心の高い視聴者を送り込めます。
伸びた「外れ値」を他チャンネルから探す
もう1つの記事では、外れ値(アウトライヤー)の動画の見つけ方を解説しています(TubeBuddy)。
外れ値とは、そのチャンネルのいつもの再生回数を大きく上回った動画です。
平均30万回のチャンネルで140万回を取った動画がその例で、いつもの4〜5倍が目安とされています。
バズの大きさではなく、そのチャンネルの中での比較で決まります。
自分のチャンネルの外れ値は後から見れば分かります。
価値が高いのは、同じジャンルで規模の近いチャンネルの外れ値を、自分がその題材を試す前に見つけることです。
題材、検索語、形式のどれかが伸びた理由になっているので、それを探ります。
TubeBuddyは、この調査を自動で行う新機能「Content Outliers」も紹介しています。
ただし同じ題材で作っても同じように伸びる保証はなく、調べものとして使うよう注意書きを添えています。
自分のチャンネルにどう影響するか
新作を増やす前に、手元の動画から再生を取り戻す余地があります。
作業は小さく始めるのが合っています。
まずYouTube Studioで表示回数順に並べ、表示が多いのにクリックされていない動画を1本だけ選んでサムネとタイトルを直すところから始めるのが早いです。
1週間ほど様子を見て効果が出れば、同じ山の動画に広げます。表示がほぼない動画に時間をかけないと決めておくと、作業量が大きく減ります。
その題材の良い部分は、需要のある題材の新作に組み込むほうが回収しやすいです。同ジャンルで登録者の近いチャンネルを5つほど決め、それぞれの平均の4倍を超えた動画を月1回書き出しておくと、題材選びの材料になります。
自分がまだ試していない題材から順に候補にするのが、外れ値の生かし方です。

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