Patreonが30の新機能を投入、CEOは「現在のウェブは失敗」と宣言
- Patreonがクリエイター向けの新機能と改良版を30本投入し、CEOのジャック・コンテ氏が「現在のウェブはクリエイターとファンにとって失敗した約束だ」と語りました。
- これまでYouTubeに付随する形だったPatreonが、YouTubeやTikTokに対抗する総合プラットフォームを目指しており、収益源の選択肢に影響します。
- YouTubeなどで活動するクリエイター全般、特にサブスク収益やコミュニティ運営を複数の場所に分散させたい運営者です。

Patreonが一気に30本のツールを投入します
Patreonは、クリエイター向けの新機能と改良版を合わせて30本、数か月かけて展開すると発表しました。
焦点は、コンテンツのプロモーション、発見、分析です。
Patreonはもともと、YouTubeやInstagram、TikTokのような無料で見られるプラットフォームの「補助」として使われることが多い場所でした。
クリエイターが追加コンテンツを有料で公開し、外部の収入とコミュニティづくりを両立させる、という立ち位置です。
大手テックサイトから離れて、ファンと密接につながるための場所でもありました。
ところが近年、YouTubeもメンバーシップ機能を充実させ、Discordがコミュニティの定番になっています。
Patreonは、もはや補助ではなく対等な選択肢になりたいのでしょう。

「現在のウェブは失敗した約束」という宣言
CEOのジャック・コンテ氏は、今回の発表に際して次のように述べています。
ソーシャルメディアは大衆の分断と中毒を生み出し、クリエイティブなコミュニティとビジネスを築くのを難しくしています。
これがクリエイターとファンのためのインターネットの最善の形だとは思いません。
もっと良くできるはずです。
そのうえで、現在のウェブは「クリエイターとファンにとって失敗した約束」だと断じました。
1か月前には「AIがテック業界を根本的に変えた」として、従業員の20%を削減したばかりです。
立て続けのメッセージから、既存のSNSとは違う土俵を作りたいという意思が伝わってきます。
テスト中の機能には何があるのか
30本の中身は、まだ明らかになっていないものが多いです。
すでに分かっているのは、YouTubeの流儀を取り入れた「クリエイターの節目を祝う仕組み」が追加されることです。
何が節目になるのか、どんなお祝いが行われるのかは未定です。
さらに、AIによるコンテンツのスクレイピングを防ぐ保護機能、リアルタイムのスパム検出、オートモデレーションの拡張、本人確認の強化などが予定されています。
TechCrunchによると、多くはテスト段階で、一部は初期テストの段階です。
Tubefilterの記事でも、「今後数か月で多くの変更が届く」としています。
運営者としてどう向き合うか
Patreonがこのまま総合プラットフォーム化すれば、YouTubeのメンバーシップと直接競合することになります。
選択肢が増えるのは、クリエイターにとって悪い話ではありません。
ただし、実際にどう動くかはテストの結果次第です。
まずは自分のコンテンツが、Patreonの新しい発見・分析機能にどう乗るのかを想像してみてください。
最後に、元記事(Tubefilter)へのリンクを置いておきます。
自分のチャンネルにどう影響するか
Patreonの新機能はまだテスト段階ですが、今から準備しておいて損はありません。
- すでにPatreonを運営している場合は、新機能のテストに参加できるかどうかを確認してください。
特に、プロモーション系の機能はYouTubeからの流入を増やすために使えます。 - Patreonをまだ使っていない場合も、YouTubeのメンバーシップとどう使い分けるかを一度考えてみてください。
収益源を1つのプラットフォームに集中させない選択肢として、有力です。 - AIスクレイピング対策やスパム検出が入るということは、今後Patreonに投稿するコンテンツも、外部のAI学習から守りやすくなります。
重要なデータの管理方針を先に決めておきましょう。
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