収益化・規約

ゲーム実況の過激な暴力、冒頭7秒以内は引き続き収益化NG。YouTubeが規定を明確化

  • YouTubeが広告向けガイドラインを更新し、ゲーム内の過激な暴力シーンでも動画の7秒目以降なら広告収入の対象になることを明示しました。
  • 11月発売のGTA6のように暴力的なゲームを実況するチャンネルでは、冒頭の編集とサムネイル次第で収益化が左右されるためです。
  • 過激な暴力表現を含むゲームを実況する日本のチャンネル運営者・編集者です。暴力を扱わないチャンネルには直接の影響はありません。
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冒頭7秒の暴力はこれまで通り広告なし

YouTubeが収益化ガイドラインを更新しました。
Dexertoが報じたところによると、ゲーム内の過激な暴力表現が動画の7秒目以降に登場する場合は広告収入の対象となり、冒頭7秒以内に映る場合はこれまで通り対象外であると明記されています。

収益化ガイドラインは日本のチャンネルにも同じ基準で適用されるため、海外向けの話ではありません。
ゲーム実況を投稿している運営者なら、まず自分が該当するかどうかを確認してください。

YouTubeは、対象になる「過激なゲーム内暴力」の定義も示しています。
残酷な殺害や重度の負傷で、体液や体の部位が強調される描写です。
斬首や四肢の切断を含みます。
一方、こうしたシーンを映さないよう加工した暴力表現(例えば見えないように処理された斬首)は、収益化の対象になります。

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衝撃目的の動画は引き続き対象外

注意したいのは、7秒ルールを守ればすべての暴力シーンで収益化できるわけではない点です。
動画の主な目的が「視聴者に衝撃を与えること」だと判断された場合、動画全体が収益化されない可能性があります。
具体例として挙げられているのは、プレイヤーが群衆のNPCを殺戮する場面を集めたコンピレーション動画です。

また、以下の描写は今回の変更後も引き続き広告不適格です。

  • 性的暴力
  • 拷問の詳細な描写
  • 憎悪にもとづく攻撃
  • 未成年者への暴力
  • 実在の人物を標的にした攻撃

さらに、2025年11月から運用されている年齢制限は今回の変更とは別に残ります。
拷問や一般市民への集団暴力を扱うゲーム映像は、収益化の話になる前に年齢制限が付き、広告が付けられない状態になります。
今回の基準変更は、年齢制限まで外すものではないと理解しておきましょう。

娯楽薬物の描写も同時に緩和

同時に、娯楽目的で使う薬物(いわゆるドラッグ類)に関するルールも更新されました。
ゲームや台本のあるコンテンツで、そうした薬物の使用・販売・宣伝を描いても広告収入を得られるようになったとしています。
これまで自主規制してきたゲーム実況者は、扱いを再検討できるかもしれません。

GTA6の実況で注意したい編集ポイント

今回の基準変更に注目が集まるのは、2026年11月19日発売予定のGTA6を控えているためです。
RockstarはGTA6の主人公が「より過激な犯罪者になる」ことを強いられると説明しており、実況者にとって暴力描写との付き合い方は避けて通れません。

Dexertoは、GTA6を扱うクリエイターの安全策として、過激なシーンを冒頭7秒に入れないことと、サムネイルにも使わないことを挙げています。
編集するとき、最初のカットに派手なシーンを持ってきたくなりますが、まずは7秒の壁を意識して構成を決めると、あとで収益化が無効になる手間を避けられます。

自分のチャンネルにどう影響するか

GTA6のような暴力的なゲームを扱うチャンネルは、動画の冒頭7秒に過激なシーンを置かない編集順を先に決めておくと、あとで収益化が無効になるリスクを避けられます。

サムネイルには過激な暴力表現を使わない方針も同時に決めておいてください。
Dexertoの記事でも、GTA6を扱う場合の安全策として挙げられています。

衝撃的なシーンを集めただけの動画は、7秒ルールを守っていても無収益化の対象になります。
編集で「見せたい場面」と「衝撃を与えたい場面」を区別し、後者はぼかすなどの加工を入れると安全です。

今回の変更で娯楽薬物の描写も収益化可能になりましたが、年齢制限の対象になるような拷問・集団暴力は別ルールで残ります。
ゲームの該当シーンがどちらの扱いになるかは、事前にYouTubeのヘルプで確認しておくことをおすすめします。

出典

  1. YouTube updates gaming violence monetization rules ahead of GTA 6 launchDexerto

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