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NFLがYouTuber100人超を海外試合に招待、YouTube週替わり企画で12人が舞台裏に

  • NFLが2026〜27年シーズンのクリエイター起用を広げ、YouTuber100人以上を海外試合に呼びます。YouTubeの週替わり企画は12人が試合の裏側に入る形で、前回は8,600万回再生を生みました。
  • スポーツリーグが、試合の周辺を放送局ではなくクリエイターに任せる動きです。YouTubeの幹部もクリエイター主導の語りのリーチを公式に評価していて、大型案件の設計がここで変わっています。
  • スポーツやイベントの話題を扱うチャンネルにまず関係し、大会や企業イベントの裏側を撮る仕事を狙うチャンネルにも、企画の組み方という形で判断材料になります。
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NFLがYouTuber100人を海外試合に呼びます

米国のプロフットボールリーグNFLが、2026〜27年シーズンのクリエイター起用を大きく広げます。
クリエイター業界メディアのNet Influencerが伝えました。

最初のキックオフゲーム(シアトル・シーホークス対ニューイングランド・ペイトリオッツの再戦)を担当したのは、登録者650万人のDeestroyingと、4,340万人のZach Kingです。

9月10日にメルボルンのクリケットグラウンドで行われる49ers対Rams戦には、100人以上のクリエイターが現地に集まります。
NFLがオーストラリアでレギュラーシーズンの試合を開くのは初めてです。

今シーズンの海外開催は9試合で、リーグ史上最多です。
9月27日のリオデジャネイロ(カウボーイズ対レイブンズ)にはブラジルと米国のクリエイターが入り、合計フォロワーは2億人を超えます。

起用する人の幅も広がりました。
女性クリエイターとの連携を増やし、Snapchat向けのクリエイター企画も続けます。
写真企画の「Celebrity Photographer Series」も戻ってきました。
9月9日のキックオフゲームにはJoel McHaleが、メルボルン戦には五輪選手のScotty Jamesと俳優のSam Corlettが撮影に入ります。

報酬の金額や契約の期間は、原文では明らかにされていません。

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YouTubeの週替わり企画は12人が裏側に入ります

YouTube側の企画も動きます。
「Creator of the Week」は今年も続き、シーズンを通して12人のクリエイターが、試合の裏側に入るアクセスを得ます。
昨年この企画が生んだ再生回数は8,600万回を超えました。
1日あたりに直すと約24万回です。

最初に登場するのはシアトルでのZach Kingです。
9月17日のライオンズ対ビルズ戦はJack Mancuso、リオの試合はRecebaが担当します。
Dhar Mann、The Golden Balance、Morgan RiddleもShortsを出す予定です。

NFLの動画はYouTubeで1日96万時間見られています

2024年にNFL関連のコンテンツがYouTubeで生んだ視聴時間は3億5,000万時間を超えました。
365日で割ると、1日あたり約96万時間になります。

2025年シーズン、NFLはYouTubeに初の独占試合配信を渡しています。
サンパウロで行われたチーフス対チャージャーズ戦です。
この配信でDeestroyingはサイドラインに立ち、iShowSpeedは試合を一緒に見ながら話す「Watch With」の実況枠に加わりました。

YouTubeの幹部はクリエイター起用の効果を語っています

YouTubeのスポーツ・エンターテインメントマーケティング担当バイスプレジデント、Angela Courtinは、この種の企画について次のように述べています。

「クリエイター主導の語りが持つ巨大なリーチを示しています」

根拠として挙げたのは、「Creator of the Week」のような企画と、直近で1,400万回を超えるライブ視聴を集めたフラッグフットボールの試合です。

NFL側からは、Ian Trombetta(グローバルソーシャル・クリエイター・コンテンツマーケティング担当SVP)が説明しています。
狙いは世界向けと地元向けの掛け合わせで、各国には地元文化をよく知る新興クリエイターがいて、リーグとの体験に新しい視点を持ち込めると話しました。

渡しているのは試合本編ではなく、その周辺です

NFLがクリエイターに渡しているのは、試合の中継そのものではありません。
サイドラインの取材、裏側へのアクセス、Shorts用の素材です。
これまでテレビ局の番組が埋めていた場所に、YouTubeのクリエイターが入っています。

YouTubeもこの形に自前の企画を重ねています。
リーグが人を集め、YouTubeが「Creator of the Week」という枠を作る。
NFLコンテンツの3億5,000万時間という数字は、この組み合わせが効いていることの表れとして読めます。

日本のチャンネル運営者にとって、金額は動かしようがありません。
原文に金額はないからです。
持ち帰れるのは企画の設計のほうです。
シーズンを通して12人に1回ずつ、裏側のアクセスを配る。
1人に長く任せるのではなく、節目ごとに担当を替える。
イベントや展示会、企業の発表会を扱うチャンネルでも、同じ配り方は使えます。

ただし、原文に書かれているのはNFLと米国のクリエイターの話です。
日本で同じ形の起用が広がるかどうかは、原文からは分かりません。

自分のチャンネルにどう影響するか

NFLの規模は自分には関係ないと感じても、企画の組み方には持って帰れる形があります。

  1. 「シーズンを通して12人に1回ずつ」という配り方は、外注やコラボの組み方に流用できます。
    1人にまとめて任せるより、節目ごとに担当を替えたほうが、同じ企画でも切り口が残ります。

  2. 裏側の素材は、撮った時点でShorts用に切り出しておくと、あとから企画を立て直す手間が減ります。
    NFLの企画でも、参加したクリエイターは短尺も出しています。

  3. スポーツやイベント系の案件を狙うなら、提案のときに「自分がどの裏側に入れるか」を先に書いておくと、相手が判断しやすくなります。
    金額や契約期間が示されていない案件でも、入れる場所を具体的に言える人は選ばれやすいです。

出典

  1. NFL Partners With Deestroying, Zach King, Dhar Mann for 2026-2027 Season Creator SlateNet Influencer

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