YouTubeの横向き再生に不具合、おすすめが再生バーを覆い5カ月未修正
- Android版YouTubeアプリで、横向き再生中におすすめ動画の一覧が画面を覆い、再生バーを操作できなくなる不具合が報告されています。最初の報告から5カ月近くたった9月に入っても同じ投稿が上がり、修正は確認されていません。
- 見たい場面に戻れない、動画の上におすすめがかぶるという状態は、長い動画ほど視聴者が離れる原因になります。原因はアプリ側なので、動画の作りで防ぐしかありません。
- 長尺動画を出すチャンネルや、動画の途中へ飛ばして見てもらう構成に頼っている運営者です。修正はGoogle側の対応待ちになり、日本での発生状況は原文に書かれていません。

横向き再生でおすすめが画面を覆い、再生バーを操作できない
Android版のYouTubeアプリで、スマホを横向きにして動画を見ているときにおすすめ動画の一覧が画面の大部分を占め、再生バーが隠れてしまう不具合が報告されています。
完全に見えなくなるか、かろうじて見える程度になります。
画面をタップして再生バーを出そうとしたタイミングで起きる、と報告した利用者は書いています。
最初の報告は2026年4月下旬です。
Android Policeが伝えるところによると、9月に入ってからも同じ症状の投稿がYouTubeのサポートページに上がりました。
別の利用者が返信で回避策を挙げていて、アプリが最新版かどうかを確認したうえで、いったん縦向きに戻し、それから横向きに切り替えるという手順です。
Android Policeが独自に見つけた直近の報告でも症状は続いていて、最初の報告から5カ月近くがたっています。
記事を書いた記者は、Android版でもiOS版でもこの症状を再現できませんでした。
どのくらいの数の利用者に起きているのかは分かっていません。
日本でどの程度発生しているかも原文には書かれていません。

横向きボタンを押しても縦のままの不具合も同時期に
同じ9月に、別の不具合も報告されています。
画面右下のボタンを押しても横向きに切り替わらず、縦向きの枠の中に横向きの映像が収まるような状態になる、というものです。
この投稿にも複数の利用者が解決策を求めて返信しています。
アプリのデータを消すと一時的に直るという声がある一方で、毎日何百万人が使うアプリでは根本的な解決にならない、というのがAndroid Policeの見方です。
Googleへ問い合わせ中、修正の時期は原文に記載なし
Android PoliceはGoogleにコメントを求めており、回答があり次第記事を更新するとしています。
原因が何か、いつ直るのかは原文の時点では明らかにされていません。
見出しには「修正の見込みがない」とありますが、これはGoogleが何かを発表したという意味ではなく、5カ月近く直っていない状態を指した表現です。
視聴維持の話として読む理由と運営者の備え
この不具合はチャンネル側で直せるものではありません。
Android Policeの記事も、視聴維持率への影響を数値で示しているわけではありません。
それでも、動画の途中で見たい場面に戻れない、動画の上におすすめの一覧がかぶるという状態が続けば、長い動画ほど途中で離れる視聴者は増えます。
再生バーが隠れている間は、動画の途中へ飛ばす操作も同じようにやりにくくなります。
スマホを横向きにして見るのは、長い動画や横長の映像をじっくり見るときの基本の姿勢です。
その姿勢のまま操作ができない状態が5カ月続いていることになります。
運営者にできるのは、視聴者からの問い合わせに答える準備と、動画の中だけで内容が伝わる作りにしておくことです。
回避策はすでに利用者の間で共有されているので、コミュニティ投稿や概要欄、コメントの返信で案内しておくと、同じ質問に何度も答える手間が減ります。
原因はアプリ側にあるので、編集や構成を変える前に、症状が出ているのかどうかを切り分けておくのが先です。
自分のチャンネルにどう影響するか
アプリ側の不具合なので、こちらで直せる部分はありません。
それでも、視聴者が動画の途中で戻れない状態が続けば、こちらの数字に出てきます。
視聴者から「途中で戻れない」という報告が来たときに備えて、回避策を返信で案内しておくと、同じ質問に何度も答える手間が減ります。
原文で挙がっているのは、アプリを最新版にしたうえで縦向きに戻してから横向きに切り替える、アプリのデータを消すと一時的に直ることがある、の2つです。長い動画で「ここから見て」と案内している箇所があるなら、その直前の数秒で内容を補っておきます。
再生バーが隠れている視聴者にとって、戻る手がかりは動画の中にしかありません。症状はアプリ側の話なので、コメント欄やXで同じ声が増えているかどうかを先に見ておきます。
複数の報告が上がっているなら、編集や構成を変える前に切り分けができます。
2026年4月下旬から続いている症状なので、自分では再現できなくても、起きている人がいる前提で考えておくほうが安全です。

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