YouTubeがテレビで音声コメントと投稿に対応、トップ100の半分超がテレビ中心
- YouTubeがテレビ向けの新機能を発表しました。テレビの前に座ったまま声でコメントを投稿でき、Shortsはシーズンと話数で整理できます。縦型ドラマは上半期だけで65億回再生され、テレビの再生は前年比9割超です。
- YouTubeのトップ100チャンネルの半分以上で、いちばん見られている画面はテレビです。スマホ向けとされてきたShortsにも、テレビを前提にした設計が入ってきます。
- Shortsの連続ものや縦型ドラマを作っているチャンネルにまず関係し、テレビで長尺を見られているチャンネルにも再生の伸び方の変化として響きます。

テレビの画面から声でコメント、投稿も数か月以内にテレビへ
YouTubeが公式ブログで、テレビ向けの新機能をまとめて発表しました。
発表の場は自社イベントのMade On YouTubeです。
書いたのは、YouTubeでテレビ向けプロダクトを担当するシニアディレクターのカート・ウィルムズ氏です。
ブログの冒頭では、YouTubeが3年続けてテレビのストリーミングで最も見られているサービスだと説明しています。
まず変わるのはコメントです。
テレビの前に座ったまま、声で話しかけてコメントを投稿できます。
これまではスマホを取り出して打ち込む必要がありました。
テレビで見終わったあとの反応が、そのまま書き込みまでつながります。
チャンネルの「投稿」タブに出す短い文章や画像にも手が入ります。
YouTubeによると、投稿には1日あたり3億人以上が反応しています。
Webとモバイルでは、Shortsのフィードに投稿がおすすめとして混ざるようになりました。
投稿を見つけてもらえる場所が1つ増えたことになります。
数か月以内にはテレビでも投稿を開けるようになります。

Shortsをシーズンと話数に分け、テレビでも連続再生
ShortsにはShorts seriesが入ります。
Shortsをシーズンと話数で整理できる仕組みで、カスタムサムネイルと連続再生も付きます。
発表当日からWeb・モバイル・テレビで提供が始まりました。
Kinigra DeonやGOKKO CLUBのように、連続もののShortsをすでに作っているチャンネルが例として挙がっています。
1本で出すか、シーズンとして並べるかは作り手の判断です。
テレビで見る人が増えるほど、1本で終わらせずに次へ渡す終わり方が効いてきます。
マイクロドラマは上半期65億回、テレビでは前年比9割超
縦型の連続ドラマ、いわゆるマイクロドラマが伸びています。
2026年の上半期だけで65億回再生されました。
1日あたりに直すと約3,600万回のペースです。
視聴時間は前年から5割超増えており、前年に10分見られていた企画が15分見られた計算になります。
スマホ向けの形式でありながら、テレビで見られた分だけでも前年比9割超です。
前年に10回再生されていたものが19回になった計算になります。
トップ100の半分超で、いちばん見られる画面はテレビ
ウィルムズ氏はブログでこう書いています。
Over half of YouTube's top 100 creators have TV as their most watched interface, so we're going to continue giving creators the prime time treatment as they experiment with different formats.
トップ100のクリエイターの半分を超えるチャンネル、つまり50組以上で、いちばん見られている画面がテレビだという意味です。
何を基準にしたトップ100なのかは原文に書かれていません。
この一文が、今回の発表の方向をそのまま示しています。
Shortsはスマホで見るものという前提で作ってきたチャンネルにも、テレビという出口が用意されました。
日本でいつから使えるかは原文に書かれていないので、自分のアカウントにShorts seriesの表示が出ているかを先に見ておくといいです。
自分のチャンネルにどう影響するか
再生がどの画面から来ているかで、今回の発表の重みが変わります。
YouTube Studioのアナリティクスで端末別の比率を一度見ておくと、どの機能から試すか決めやすくなります。
テレビからの再生が一定数あるなら、Shortsを1本完結で出すか、シーズンとして並べるかを決める材料になります。
シーズンの区切りとサムネイルを先に決めておくと、あとから並べ替える手間が減ります。投稿をまだ使っていないなら、動画の告知を投稿にも回しておくと、Shortsのフィードから見つけてもらう経路が1つ増えます。
数か月以内に投稿がテレビにも出るので、いまのうちに出す習慣をつけておくと、そのときに見られる場所がすでに用意できています。コメントはテレビから声で書けるようになります。
長い説明を求めるより、一言で答えられる問いかけのほうが、テレビの前にいる人でも書き込みやすいです。
出典
- Connect with creators on the biggest screen with YouTube’s latest featuresYouTube Official Blog

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