仕様変更・新機能

YouTubeがCoachellaの無料配信を2030年まで独占、応援機能も発表

  • YouTubeが音楽フェスCoachellaの無料ライブ配信を2030年まで独占で続けます。同じ発表で、Shortsの連続ドラマは2026年上半期に65億回再生されたことと、視聴者が応援できる新機能、アフィリエイトの世界展開も明らかになりました。
  • 連続ドラマ形式のShortsは1日あたり約3,600万回見られ、テレビ画面での再生は前年同期の1.9倍です。テレビでYouTubeを見る人の3人に1人以上が、7月にShortsをテレビで視聴しました。
  • Shortsで連続ものを作っているチャンネルと、アフィリエイトや視聴者からの応援で収益を足したい運営者に関係します。日本での提供時期や条件は原文に書かれていません。
画像はイメージです

YouTubeが音楽フェス「Coachella」の無料ライブ配信を、2030年まで独占で続けます。
フェスを運営するGoldenvoiceとの提携は15年近くになり、今回さらに延長されました。
発表の場は、ニューヨークで開かれたYouTubeのイベント「Made on YouTube」です(Variety (Biz))。

登壇したCEOのニール・モーハン氏はこう述べました。

砂漠の熱気を、世界中の何百万人もの音楽ファンに届けられることをうれしく思います

延長の約半年前に配信された回にはSabrina Carpenter、Justin Bieber、Karol Gらが出演し、YouTubeのCoachella配信では過去最多の視聴を集めました。
視聴回数の実数は原文に書かれていません。

Shortsの連続ドラマ、2026年上半期は65億回再生

同じイベントで、YouTubeはShortsを連続ドラマのように見せる仕組みを出しました。
短い動画をエピソードとして並べ、視聴者が話数の順に追える形にできます。

根拠として示された数字がこちらです。
連続ドラマ形式の動画は2026年上半期に65億回再生され、前年同期から60%増えました。
65億回を半年(約180日)で割ると、1日あたり約3,600万回です。
前年同期は約40億回だった計算になり、半年で25億回近く増えたことになります。

テレビ画面での再生は前年同期の1.9倍です。
YouTubeをテレビで見る人のうち35%超が、7月にShortsをテレビで視聴しました。
10人のうち3人以上という計算です。

視聴者向けAI担当バイスプレジデントのエミリー・モクスリー氏は、ステージでこう話しました。

Shortsは長い動画に再生を送るための発見の場にとどまりません。
視聴者はスマホだけでなく、家でいちばん大きな画面で一緒に見ています

テレビ向けプロダクト担当シニアディレクターのカート・ウィルムズ氏は記者向けの説明で、連続ドラマは展開が速く視聴者の反応がいいと話し、今後も伸びるとの見方を示しました。
連続ドラマを見る人が主にどの機器を使っているかは公表しないとしています。

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応援機能「Hype with Jewels」とアフィリエイトの世界展開

収益の入口も増えます。
視聴者が好きなクリエイターの作品を応援できる「Hype with Jewels」が用意されました。
仕組みの詳細、金額、開始時期は原文では明らかにされていません。

アフィリエイトプログラムは世界で拡大します。
視聴者がたどったアフィリエイトリンクとブランド案件から、クリエイターがより多く受け取れるようにする、という説明です。
最高事業責任者のメアリー・エレン・コー氏はステージでこう言いました。

クリエイターは新しい世界の店舗です。
視聴者はすでにレジに並んでいます

同じイベントでは、YouTubeとYouTube Musicで使える対話型の「Ask」、YouTube Musicのポッドキャスト向け機能、視聴者自身が作るカスタムフィード、YouTube Studioの比較テストなども発表されています。

Coachellaは米国の話、Shortsのテレビ視聴は日本の話

Coachellaは米国のフェスなので、日本のチャンネルが当事者になる話ではありません。
それでも、同じプラットフォームの数字は日本のチャンネルにも同じようにかかります。
Shortsを見る場所がテレビに移っているなら、スマホの縦画面だけを想定した作りは、大きい画面で見たときに文字が読めない、間が長く感じるという形で損をします。

収益の追加は、どのジャンルのチャンネルにも関係する話です。
ただし日本でいつから使えるか、どんな条件かは原文に書かれていません。

自分のチャンネルにどう影響するか

発表の中で、日本のチャンネルがすぐ動かせる材料は3つあります。
どれも派手ではありませんが、あとから効いてくる種類のものです。

  1. Shortsで同じ題材を繰り返し出しているなら、話数をつけて並べる形を一度試しておく。
    連続ドラマ形式は2026年上半期に65億回再生され、テレビ画面での再生は前年同期の1.9倍です。
    テレビ視聴者の3人に1人以上が7月にShortsをテレビで見ているので、小さい文字のテロップが大きい画面でも読めるかを同じ動画で確かめておくと、次に作る前に直せます。

  2. アフィリエイトと「Hype with Jewels」は、条件が出た時点で自分のチャンネルが対象に入るかを確認する。
    金額も開始時期も原文には書かれていないので、今できるのは公式の案内を待つことと、概要欄に貼れる商品をあらかじめ決めておく下ごしらえです。
    決めておくと、始まった週に作業が集中しません。

  3. 大型ライブやイベントの話題は、その期間だけ検索が動きます。
    音楽やフェスの解説、反応動画を出しているチャンネルは、Coachellaの開催時期をカレンダーに入れておくと、企画を前倒しで作れます。

出典

  1. YouTube Locks Down Coachella Rights Through 2030 as it Unveils New Microdrama-Inspired Experience for Shorts, AI-Powered Tools for Music and Studio and MoreVariety (Biz)

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