YouTubeがAsk YouTubeを買い物調査に拡張、案件の提案もStudioで支援
- YouTubeがAsk YouTubeを買い物の調べ物に広げます。商品を特徴やカテゴリで整理した比較表が出て、動画の再生ページを離れずに追加の質問もできます。あわせて案件の提案文や実績資料をYouTube Studioの中で作れるAsk Studioも登場します。
- 商品を比べて買うまでの流れがYouTubeの画面の中で終わると、レビュー動画を見た人がそのまま購入に進みます。動画の外に置いていた物販や案件の導線を、動画の中に戻す前提で考え直す場面です。
- 商品レビューや比較動画を軸にしているチャンネル、企業案件を受けているチャンネル、アフィリエイトや物販のリンクを概要欄に置いている運営者にまず関係します。

「Made on YouTube」は、YouTubeが毎年開いている新機能の発表イベントです。
今回ここで出たのは、視聴者が商品を調べる流れと、クリエイターが案件を受ける流れの両方を、YouTubeの画面の中へ引き寄せる内容でした。
出典はStoryboard18 (Influencer Marketing)です。
誰の判断で決まったかを示す発言者名は、原文には書かれていません。
Ask YouTubeが商品の比較表、再生ページで追加質問
Ask YouTubeが、買い物の下調べに使える方向へ広がります。
商品レビューを含む検索では、商品を特徴やカテゴリごとにまとめた比較表つきで動画が並びます。
動画を選んだあとも、再生ページを離れずにその商品について質問を続けられます。
テレビでYouTubeを見ているときは声で質問できる形にする方向で、端末をまたいで同じ使い勝手になるように設計している、と原文は説明しています。
提供される国と時期は原文に書かれていません。

商品レビュー動画のあとの調べ直しが減る
原文は、YouTubeが商品との出会いの場になっていると説明しています。
視聴者が商品を調べ、比べ、何を買うかを決めるまでに、クリエイターの影響力が増しているという整理です。
比較表と追加質問が視聴の流れに入ると、動画を見たあとに別のサイトへ移って調べ直す手間が減ります。
商品レビューを軸にしているチャンネルは、概要欄のリンクに頼ってきた導線の一部が、YouTubeの画面の中で完結する前提に変わります。
日本での提供は原文に書かれていないので、国内の運営者が今日から何かを設定する話ではありません。
案件の提案文と実績資料をStudioの中で作れる
案件まわりにも、同じ方向の変更が並びます。
YouTube Studioがブランド案件の拠点になっていく中で、Ask Studioは案件の依頼内容をまとめたブリーフへの回答、提案文の作成、Media Kit(案件相手に見せる実績資料)の中身の調整を助けます。
Creator Partnershipsは20か国で使えるようになりました。
Creator Partnerships Boostの拡大、長尺動画での動的なブランドセグメントのテスト、代理店パートナー向けのインセンティブに少なくとも2億ドル(約320億円)以上を投じることも原文に書かれています。
動的なブランドセグメントが具体的に何を指すかは、原文では明らかにされていません。
商品リンクは現地仕様、アマゾンのタグはインドとブラジルへ
ショッピングのアフィリエイト(商品リンクを経由した購入で報酬が入る仕組み)は、年末までに35か国へ広がります。
参加しているクリエイターはすでに130万人を超えています。
視聴者が海外に多いチャンネルにとって新しいのは、商品リンクが現地の言語や通貨に合わせて表示される点です。
海外で売れた分の報酬も受け取れます。
Amazonの商品タグは現在は米国で使えていて、インドとブラジルへ広がる予定です。
カスタムフィードは米国のウェブ・モバイル・テレビへ
同じ発表には、視聴者が興味や習慣、気分ごとに専用の面を作って保存できるカスタムフィードも含まれます。
米国のウェブ、モバイル、ネットにつながるテレビへ順次広げる予定です。
動画の外に置いていた仕事が、動画の中へ戻る
今回の発表を並べて読むと、YouTubeは「見つける」「比べる」「買う」「案件を組む」までを自社の画面の中でつなげようとしています。
動画の外に置いていた仕事が、動画の中に戻ってくる形です。
物販のリンクや案件の窓口をどこに置くかは、機能が来る前に決めておくと、来たときに慌てずに済みます。
※円換算は1ドル=160円(2026年8月時点の目安)です。
自分のチャンネルにどう影響するか
日本の提供時期は原文に書かれていないので、明日から設定が変わる話ではありません。
準備の順番だけ先に決めておけます。
- 商品レビューの動画があるなら、その動画の中で「何をどの条件で比べたか」が分かるように作り直しておくと、比較表に並んだときに選ばれる材料が増えます。
- 案件を受けているチャンネルは、Media Kitに載せる数字(登録者数、直近の再生回数、視聴者の国や年齢の比率)を1枚にまとめておくと、Studioの中で作り直す手間が減ります。
- アフィリエイトや物販のリンクを置いているなら、海外からの購入分をどう扱うかを先に決めておくといいです。
商品リンクが現地仕様になっても、日本語だけの説明のままでは海外の視聴者に伝わりません。
出典
- YouTube brings AI-powered discovery and shopping tools to viewersStoryboard18 (Influencer Marketing)

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