仕様変更・新機能

YouTubeのAuto Speed、Premium限定で倍速を自動調整 英語の長尺のみ

  • YouTubeのAuto Speedは、Premium会員が使える自動倍速機能です。英語の横長動画で、視聴者の再視聴が少ない部分を自動で速めます。
  • 動画の間延びした部分が、視聴者に飛ばされやすくなります。実際の再視聴データが、速度の判断に使われます。
  • 対象は英語の長尺です。日本語の動画は原文では対象外で、解説やレビューを出している運営者に関わります。
画像はイメージです

YouTube Premiumの会員が、動画の間延びした部分を自動で速める機能を使えるようになっています。
英語の長尺動画だけの機能ですが、視聴者が「どこを飛ばしたいか」を機械が代わりに判断する流れは、動画を作る側にも関わります。

Android Policeのレビューをもとに、機能の中身と運営者への意味を整理します。

Auto Speedは再生速度を自動で上げる機能

Auto Speedは、再生速度の設定の中にあります。
以前は YouTube Labs(試験機能を試せる場)の実験でしたが、今はアプリの通常機能になっています。
使えるのはPremiumの加入者だけです。

オンにすると、数秒ごとに速度が少しずつ変わります。
上乗せ幅は最小で0.01倍。
無音の時間や、ゆっくり話す場面では大きく速まります。

判断の材料の一つが、シークバーに出る「よく再生された部分」のヒートマップです。
再視聴の少ない場面は飛ばしても大丈夫、という読み方ですね。

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基本速度に上乗せされる仕組み

自分で決めた速度が下限になります。
1.5倍に設定してオンにすると、それより遅くはなりません。
上乗せが0.5倍を超えれば2倍を超えます。

長押しの2倍速もそのまま使えます。
1.52倍で再生中に指を置くと、2倍まで上がります。

使える動画と使えない動画

対象は横長の長尺動画です。
Shortsでは使えません。
英語以外の動画でも動きません。
原文の筆者は、音声の話し方やヒートマップを英語以外では読み取れないと書いています。

スポーツと音楽の動画にも出ません。
ライブ配信のアーカイブにも出ません。
筆者は、長時間の配信こそ向いているので残念だとしています。

筆者が向いていると感じたのは、長いポッドキャスト、ガジェットのレビュー、解説動画でした。

筆者が挙げた弱点

話している人が急に速くなると、不自然に見えます。
音と映像がずれたり、映像がカクついたりすることもあります。

今の速度を示す表示も、予告もありません。
確認は毎回、再生速度のメニューを開くしかありません。
さらに、動画を変えても設定が残るので、筆者は初期状態はオフがいいと考えています。

なお、Jump Ahead ボタンや Gemini の要約と組み合わせると使いやすい、とも書いています。

日本での提供状況は原文に書かれていません。
日本語の動画に対応するかも書かれていません。

自分のチャンネルにどう影響するか

解説やレビューの長尺を出しているなら、Studioの「アナリティクス」→「エンゲージメント」タブで、動画ごとの視聴者の離脱が目立つ場面を見ておくといいです。
Auto Speed は再視聴の少ない場面を速める作りなので、そこは視聴者に飛ばされやすい場所でもあります。

間延びした部分を自分で先に詰めておけば、機械に速められる前に見せ場を守れます。
ただし日本語の動画に対応するかは分かっていないので、今すぐ慌てる話ではありません。

出典

  1. I let YouTube's Auto Speed binge my videos; here's where it shinesAndroid Police

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