チャンネルが伸びない原因は4つの入口で診断、直す順番をTubeBuddyが解説
- TubeBuddyが、チャンネルが伸びない原因を「インプレッション→クリック率→再生維持率→リピーター」の順に診断する方法を公開しました。
- 原因を間違えると努力が無駄になるため、自分がどの段階でつまずいているかを先に特定することが重要です。
- 伸び悩むすべてのYouTube運営者が、分析の手順として活用できます。

伸びない原因を「直す順番」で見る
YouTubeチャンネルが伸びないとき、多くの人は「サムネイルを直そう」と考えます。
でも、そのサムネイルがそもそも誰にも表示されていなければ、直しても無駄です。
伸びない原因を列挙した記事は多いですが、「いま自分がどの問題にぶつかっているか」を順番に特定する方法が欠けていると、TubeBuddy Blogは指摘します。

4つの数字を「視聴者の経路」に沿って確認する
直す順番は次のとおりです。
- インプレッション(YouTubeが動画を誰かに表示した回数)
- クリック率(表示されたうち何人がクリックしたか)
- 再生維持率(クリックした人がどれだけ見続けたか)
- リピーター(また見に来てくれる人の割合)
この順番は、視聴者が動画にたどり着く流れと同じです。
YouTubeが表示しなければクリックも発生せず、クリックしなければ再生も始まらず、再生されなければリピーターにもなりません。
最初に異常がある数字を直すのが近道です。
30本未満なら分析する前にもう1本増やす
まず確認したいのは「データが十分あるか」です。
目安として、公開動画が30本以上、直近90日のインプレッションが数千回以上になって初めて、数字に意味が出ます。
それ以下の規模では、300回の表示でのクリック率6%も、2%も、数人の反応で大きく変わってしまい、判断材料になりません。
データが足りない段階でやるべきは、動画のテーマ選びです。
YouTubeキーワード調査で、実際に検索されている話題を選べば、アップした瞬間から表示される場所が見つかりやすくなります。
タイトルやサムネイルの改善は、データが取れてからで十分です。
インプレッションが低いならテーマの問題
直近の動画のインプレッションがチャンネルの中央値より明確に低いなら、YouTubeが動画を「誰向けか」判定できていません。
テーマが広すぎる、検索されていない、過去の動画とジャンルが離れすぎた、などの原因が考えられます。
トラフィックソースのレポートで「ブラウズ機能」からの流入がゼロなら、おすすめ枠に入っていないことが確認できます。
この段階では、サムネイルより先にテーマを直してください。
クリック率が低いならパッケージの問題
インプレッションは十分なのにクリック率が低い場合、タイトルとサムネイルのパッケージが原因です。
ただし、インプレッションが急増したときにクリック率が下がるのは正常です。
YouTubeが普段の視聴者以外にも表示を広げると、知らない人からのクリックは当然少なくなります。
動画ごとに、同じ規模のインプレッションの動画と比較しましょう。
改善するときは1つの変数だけを変えてテストします。
複数を同時に変えると、どれが効いたのか分からなくなります。
A/Bテスト機能を使えば、実際の配信上でタイトルやサムネイルを比較できます。
再生維持率が低いなら最初の30秒を見直す
クリック率が良くても、平均再生時間が普段より短いなら、冒頭で期待を裏切っています。
サムネイルやタイトルが大げさだと、クリックはされてもすぐ離脱されます。
YouTubeは再生維持率が低いと動画の評価を下げるため、悪循環になります。
最初の30秒のチェック方法はシンプルです。
直近で振るわなかった動画3本と好調だった動画3本の視聴者維持率を開き、最初の30秒で一番大きな離脱が起きたタイミングを比べてください。
「好調な動画は本題から始まるのに、不調な動画は『どうも、おかえりなさい』から始まっている」といった違いが見つかります。
1本1本は好調なのにチャンネルが伸びないなら
個々の動画は問題なく再生されているのに、チャンネル全体が伸びない場合は、リピーターが増えていません。
新規視聴者を呼び込めても、ファンになってもらえていない状態です。
検索やおすすめからの初回訪問だけでなく、どれだけの人がチャンネルに戻ってきているかを、YouTube Studioのリピーター率で確認してください。
この記事は、伸び悩む原因を「インプレッション→クリック率→再生維持率→リピーター」の順に1つずつ診断する手順をまとめたものです。
最初の30本はとにかくテーマ選びに集中し、データが貯まったら、この順番で自分の数字と比較してみてください。
自分のチャンネルにどう影響するか
まず、自分の数字と比べる基準は「他人の平均」ではなく「自分のチャンネルの中央値」だと認識しておきます。
- 公開動画が30本未満のうちは、分析より先にテーマ選びに時間を使うと、あとで診断できる土台ができます。
キーワード調査で検索需要のある話題を3本分決めておくと、インプレッションが安定しやすくなります。 - インプレッションが中央値より低い動画を見つけたら、トラフィックソースのレポートで「ブラウズ機能」の有無を確認します。
ゼロならテーマが広すぎる可能性があり、次の動画からトピックを絞るのが効果的です。 - クリック率を改善するときは、A/Bテストでタイトルかサムネイルのどちらか1つだけを変えます。
一度に複数を変えると、どれが効いたのか特定できなくなります。 - クリック率は、同じインプレッション規模の動画と比較します。
急増中の動画でクリック率が下がるのは自然なので、その数字で判断しないほうが安全です。
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