事例・戦略

Kick創業者の新プラットフォームClubが正式ローンチ 収益機能を1か所に集約

  • Kick創業者のビジャン・テヘラニ氏とエド・クレイブン氏が手がける新プラットフォームClubが、ベータ期間を終えて正式にスタートしました。
  • サブスクや投げ銭、ペイウォール、独自通貨を1か所にまとめる設計で、既存の大手プラットフォームに対抗する資金力を持つ新勢力です。
  • YouTubeを含め複数拠点で活動するクリエイターは、収益分散の選択肢としてClubを検討できるようになります。
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ベータ期間で10万人の会員を集めて正式スタート

オーストラリアの起業家ビジャン・テヘラニ氏とエド・クレイブン氏は、ライブ配信プラットフォームKickに続き、新しいクリエイター向けプラットフォームClubの正式ローンチを発表しました。
CEOはヘンリク・ポールマン氏が務めます。

Clubは、その名の通りスーパーファン向けのコミュニティに特化したサービスです。
クリエイターは自分のページを開設し、サブスクリプション、投げ銭、ペイウォール付きコンテンツ、さらに専用通貨のClub Cashを組み合わせて収益化できます。
複数の収益源を1か所に集約し、主要ファンと近い距離で運営できるようにするのが狙いです。

ベータ版は今年前半に開始され、すでに成果を上げています。
プレスリリースによると、1人のクリエイターのページには3万人以上の会員が集まり、ベータ期間中の全会員数は10万人に達しました。

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1000万ドルのドメインで話題を呼ぶ

テヘラニ氏は「クリエイターには、その成功を支えるプラットフォームが必要です」とコメントしています。
Clubの正式ローンチに合わせてアプリも公開され、これまで以上に簡単に収益ビジネスを構築できるとしています。

注目を集めるのは、その資金力です。
Clubは公式ドメインのClub.comを取得するために1000万ドル(約10億円超)を支払いました。
これは史上最高額クラスのドメイン売買として記録される取引です。

Kickと同じ「持続可能な収益化」の路線

Kickの創業時は大型のストリーマー獲得で話題を集めましたが、最近のKickはそうした派手な獲得競争から距離を置き、ミッドロール広告の導入など持続可能な収益化に力を入れています。
Clubも同じ路線です。
著名な創業者が集客の入り口を担い、その後の定着を豊富な収益化オプションで支える構成です。

正式ローンチに合わせて、コミュニティ機能も追加されました。
ファン同士の交流を促し、チャンネルの滞在時間を伸ばす狙いがあります。

出典: Tubefilter

自分のチャンネルにどう影響するか

クリエイター向けプラットフォームはいくつもありますが、Clubは資金力と運営経験の両方を兼ね備えた珍しい存在です。
まず確認したいのは、あなたのファン層が「スーパーファン型」かどうかです。

  1. 収益源を1か所にまとめたいなら、Clubのベータ版で実績を確認してみてください。
    すでに10万人の会員が利用しており、3万人を超えるコミュニティを築いた事例もあります。
  2. YouTube以外の収益基盤を持ちたいなら、サブスク・投げ銭・ペイウォールを横断して使えるClubの仕組みを、自チャンネルの動画視聴者で試してみてください。
    最初から切り替える必要はありません。
  3. 1000万ドルのドメイン購入に見られる投資意欲は、プラットフォームの長期運営を期待させる材料です。
    ただし、正式ローンチ直後の機能や規約は今後変わる可能性もあるため、重要な収益を乗せる前に公式情報で最新の条件を確認してください。

出典

  1. The founders of Kick are in the Club as their new platform comes out of betaTubefilter

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