YouTubeの広告ブロックは規約違反、Braveは標準機能でShortsも消せる
- YouTubeは広告ブロックが利用規約違反だと公式ヘルプで明言しています。ブラウザのBraveは標準機能で広告を止め、Shortsのタブごと消せます。視聴側の設定が再生と収益にどう響くかを整理します。
- 広告ブロックを使う視聴者が増えるほど、同じ再生回数でも広告の表示回数は減ります。Shortsは視聴者側の設定ひとつでタブやおすすめの入口が消えるため、流入の前提が変わります。
- Shortsを伸びの入口にしているチャンネルと、広告収益で回しているチャンネルが対象です。とくにShorts単体の数字を追っている運営者は、流入元の見方を見直すことになります。

Brave(ブレイブ)というブラウザでYouTubeを見ると、広告が出ないだけでなく、Shorts(ショート動画)のタブごと消せます。
実際にiPhone版を使っている書き手が、設定手順と規約の疑問をまとめた記事です。
BraveでYouTubeを見るようになったら、広告もShortsも消えて快適すぎた話
Googleは広告ブロックを利用規約違反と明記している
YouTubeの公式ヘルプには、広告ブロックについての記述があります。
元記事が引いているのはこの一節です。
YouTube 広告をブロックすると、YouTube の利用規約に違反することになります。
このページでは、広告がクリエイターの収益とサービス全体の原資になっているとしたうえで、広告ブロッカーを使っている人には広告を許可するか YouTube Premium への加入を求める、と説明されています。
使い続けた場合は動画の再生が止まることがある、というのがGoogleの立場です。
元記事によれば、2024年以降のYouTubeは広告ブロックへの対策を段階的に強めていて、警告が出たり再生が止まったりした例が報告されています。
広告ブロッカーそのものは違法ではありませんが、Googleは規約に触れると明言している、という整理です。
ここは自分ごととして読むところです。
広告ブロッカーを使う視聴者が増えれば、再生回数が同じでも広告の表示回数は減ります。
収益の数字を再生回数だけで追っていると、この差分が見えません。

Braveは標準のフィルターでShortsのタブごと消す
Braveには、Shields(シールド)という保護機能の中に「コンテンツフィルター」があります。
ここに用意されている「YouTube Anti-Shorts」を有効にすると、Shortsが非表示になります。
拡張機能や追加のプラグインは要りません。
消える範囲は、Shortsのタブ、縦スクロールのフィード、おすすめ欄に出てくるショートのカルーセルです。
元記事の環境ではタブごと消えたため、そもそも押す入口が無くなったと書かれています。
同じ画面にはYouTube向けのフィルターが3つあります。
- YouTube Anti-Shorts:Shortsを非表示にする
- YouTube Mobile Distractions:コメント欄や関連動画など、気が散る要素を隠す
- YouTube Mobile Recommendations:ホームや再生後に出るおすすめ動画を隠す
元記事の書き手はAnti-Shortsだけを有効にしています。
おすすめ欄まで隠すとホーム画面がかなり削られ、見る動画を自分で選ぶ使い方に変わります。
設定の入口はiPhone・Android・パソコンで違う
- iPhone:メニュー → すべての設定 → Shieldsとプライバシー → コンテンツフィルター → YouTube Anti-Shorts を有効にする
- Android:設定 → メディア → Block YouTube Shorts を有効にする。
もう一つの入口は設定 → Brave Shields & プライバシー → コンテンツフィルターで、メディア側を有効にするとこちらも連動する - パソコン:設定 → Shields → Content Filtering → YouTube Anti-Shorts を有効にする
設定したのに消えないときは、コンテンツフィルターの画面でリストを更新します。
シールドそのものがオフになっているとフィルターも働きません。
無効にして再起動し、もう一度有効にして再起動すると反映される例も報告されています。
Shortsの入口が視聴者側で消えるという意味
Shortsの再生には、Shortsのタブやおすすめ欄のカルーセルから入る分が含まれます。
その入口が、視聴者のブラウザ設定だけで消えます。
登録者や検索から長尺に入る導線は影響を受けません。
元記事は、Shortsの厄介さとして終わりがないこと、1本が短いのでやめるタイミングを作りにくいこと、おすすめ欄にも並ぶことを挙げています。
根性で抗うのではなく環境から消す、という発想でこのフィルターを使っているそうです。
Shortsを見たくない視聴者が一定数いて、自分から入口を塞ぐ手段を持っている、という事実になります。
Braveの利用者数や日本でのシェア、広告ブロッカーの利用率は原文に書かれていません。
どれくらいの規模の視聴者がこの設定を使っているかは、この記事からは分かりません。
元記事の結論は「グレーゾーンなので自己責任」です。
書き手は便利さを取って使うとしつつ、気になる人にはYouTube Premiumを勧めています。
Googleの立場とBraveの立場の両方を並べて、判断を読者に委ねる書き方になっています。
自分のチャンネルにどう影響するか
運営に使っているGoogleアカウントで、普段どのブラウザからYouTubeを見ているかを一度思い出しておくと、あとで慌てる場面が減ります。
広告ブロックは規約違反だとGoogleが明言していて、アカウントへの影響も否定できないと元記事は書いています。
チャンネルを動かすアカウントと、動画を見るだけのアカウントを分ける判断も、この前提があってこそです。
Shortsからの流入と、登録者・検索・ホームから入る再生を分けて記録しておくと、Shortsの入口が減ったときにどこが落ちたかを追いやすくなります。
Shorts単体の数字が動いたとき、企画の当たり外れと視聴者側の環境変化を切り分ける材料になります。広告収益が収入の何割を占めているかを一度計算しておくと、表示回数が減る場面でも立て直しが効きます。
案件、メンバーシップ、自社商品のように、視聴者のブラウザ設定に左右されない収入の比率が見える形になります。自分のチャンネルがShortsのタブやおすすめのカルーセルからどう見えているかを、長尺側の導線と並べて確認しておくと、Shortsに寄せすぎた構成かどうかを判断できます。
Shortsを入口にするなら、そこから長尺や登録に移る道筋を動画の中に用意しておく形です。
出典
- BraveでYouTubeを見るようになったら、広告もShortsも消えて快適すぎた話Bing News: YouTube Shorts

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