MrBeastの新作が24時間で自己最高7,000万回、60分で平均視聴20分超
- MrBeastの新作が公開24時間で7,000万回を超え、自身の過去最高を更新しました。60分の動画で平均視聴は20分を超え、総再生時間は10億分に達しています。長尺1本でどこまで見られるかの実例です。
- 24時間で7,000万回という数字は、登録者数や告知ではなく企画の設計で取ったものです。賞金25万ドルから100万ドルへ途中で条件を変え、残りカロリーという1つの数字で進行を見せています。
- 長尺のチャレンジ企画やドキュメンタリーを出しているチャンネルにまず関係し、視聴維持率に悩む運営者は自分の企画に置き換えて読めます。

公開24時間で7,000万回、本人の過去最高を更新
MrBeastが10月3日に公開した動画が、公開から24時間の再生回数で自身の過去最高を更新しました。
タイトルは「Eat Everything In A Grocery Store, Win $1,000,000」。
2026年の前半に始まった企画の続きで、4人の出演者が食料品店の中に住み、店内の食料をすべて片付けるまでを1本にまとめたものです。
本人が公開したYouTube Studioの画面では、最初の24時間で7,000万回を超えました。
10月5日の時点で1億回に近づいています。
Studioでは直近20本のアップロードと並べた比較も表示され、この動画は公開直後の伸びで1位になっています。
ここまでの数字はDexertoが伝える本人の投稿と管理画面によるものです。
MrBeastはXへの投稿でこう書いています。
New video is our most viewed video ever in 24 hours
同じ投稿で、1万件を超えるコメントが「これまでで最高の動画だ」と書いていることに触れ、「17年作り続けてきたが、いちばんいい日はこれからだと思っている」と添えました。

60分の動画で平均視聴20分、総再生時間は10億分
この動画で再生回数と同じくらい見ておきたいのが総再生時間です。
1時間の動画に対して、平均視聴は20分を超えました。
総再生時間は10億分に達しています。
10億分を平均視聴の20分で割ると、5,000万回ぶんの視聴が積み上がった計算になります。
平均視聴20分は、60分の動画でおよそ3分の1まで見られたということです。
同じ1回の再生でも、20分見られるのと1分で離れるのとでは、あとに残る視聴時間がまるで違います。
長尺を軸にしているチャンネルにとっては、再生回数より先に確認したい数字です。
賞金は25万ドルから100万ドルへ、途中で条件を変えた
企画の中身も見ておきます。
もともとの条件は、食料品店に住み込んでもらい、最後まで残った1人に賞金25万ドル(約4,000万円)を出すというものでした。
ところが67日たっても4人が出ていこうとしませんでした。
そこで店の食料をすべて補充したうえで、中身を片付け切れたら賞金を100万ドル(約1億6,000万円)に上げる、と条件が変わります。
残った食料はおよそ430万キロカロリー。
傷んだ分はそのまま賞金から差し引かれるルールでした。
4人が店内で過ごしたのは結局202日、6か月半です。
430万キロカロリーのうち、無駄になったのは6,614キロカロリーだけでした。
全体の0.15%ほどに収まっています。
全員が自分の口で食べ切ったわけではありません。
途中でゲストを呼んで食べてもらい、寄付も企画のうちとして認められました。
「残りカロリー」という1つの数字が減っていく様子が、1時間の進行を最後まで持たせています。
規模は真似できなくても、止まった企画を動かす判断は残る
賞金の額も撮影期間も、そのまま真似できるものではありません。
持ち帰れるのは、行き詰まったときに条件そのものを変えた判断です。
67日間残り続けた4人に対して、ルールを足すのではなくゴールを差し替えました。
連続企画が止まったときの選択肢として、覚えておく価値があります。
進行の見せ方も同じです。
視聴者は「あと何が残っているか」を毎回確認できます。
1時間の動画で平均視聴20分を取れた背景には、この残量の見せ方があります。
※円換算は1ドル=160円(2026年8月時点の目安)です。
自分のチャンネルにどう影響するか
「残りカロリー」のように、企画の進行を1つの数字に置き換えておくと、視聴者が毎回その数字を確かめに戻ってきます。
長尺の連続企画を出すなら、ゴールまでの残量を画面に出せる形に設計しておくと、中だるみを避けやすくなります。
- 新しい連続企画を始めるときは、ゴールまでの残りを1つの数字で表せるかを先に確かめておくと、あとから尺を伸ばすときに迷いません。
- 失速しそうな企画には、条件や賞金を変えるタイミングを最初に決めておくと、判断を先延ばしにせずに済みます。
- 公開の翌日は、YouTube Studioの直近20本と並べた比較で「過去作より早いか遅いか」を見ておくと、2本目以降で直す場所がはっきりします。

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