子どもの歌チャンネルSuper Simple Songsが20周年、登録者7000万人規模の育て方を示す事例
- 子ども向けの歌チャンネルSuper Simple Songsが20周年を迎え、記念曲やライブツアー、専用アプリの拡充を発表しました。
- ゼロから始めた教室プロジェクトが自社スタジオとチームを持ち、YouTube以外の収益源を築いた成功例として注目されます。
- 子ども向けや教育系チャンネルを運営する人に、コンテンツの育て方と収益の広げ方の参考になります。

20年で登録者7000万人超、子ども向け教育コンテンツの先駆けが新展開
YouTube Official Blogによると、子ども向けの歌チャンネル「Super Simple Songs」が2026年に20周年を迎え、記念の新曲やスタジオツアー、限定アナログ盤、アプリ内の特別体験を順次公開する予定です。
同チャンネルを運営するSkyship Entertainmentは、登録者数7000万人超、総再生回数900億回以上、マルチプラチナ認定の楽曲を6曲持つ規模に育っています。

教室プロジェクトが自社スタジオ経営に至るまでの歩み
始まりは2006年、海外で働いていた教師たちが「音楽で子どもに英語を教えたい」と動画を投稿したことでした。
YouTubeに数本の動画を載せたところ保護者の間で広がり、2015年にはカナダ・トロントに自社スタジオを設立。
外部に出さず自己資金で運営し、アニメーターや音楽家、パペット制作者、教育者がそろう40人以上のチームを社内に作りました。
現在は保護者や教師が、言語発達や運動、感情学習のために毎日これらの動画を使っています。
Skyship Entertainmentはスペインのオックスフォード大学出版局と共同で、音楽が幼児期の学びに与える影響の研究も進めています。
ここが一番大事なところです。YouTubeを入口に、商売の柱を4つ持っています
同社はYouTubeでの成功を起点に、ライブツアー、グッズ、専用アプリ「Super Simple App」に事業を広げました。
20周年企画として、記念ソングのリリース、キャイティというキャラクターが案内するスタジオツアー、限定盤のアナログレコード、アプリ内の子ども向け特別体験を予定しています。
CEOのモーガン・フォーティアさんは「1つの学校の教師が生徒に英語を教えるために書いた簡単な歌が、今や世界中の多くの子どもの生活の一部になっています」と話しています。
自分のチャンネルにどう影響するか
YouTubeだけで完結せず、自社チームと複数の収益源を持った事例として参考になります。
- 動画が伸びた後の展開を最初から考えると、あとでぶれません。
Super Simple SongsはYouTubeで育った後にライブやアプリへ広げていますが、逆に「何を売るか」を先に決めてから動画を作るのも手です。 - 教育系・子ども向けチャンネルは、信頼が次の商売につながります。
同社が教育研究者と組んでいるのは、保護者に安心して使ってもらうための布石と読めます。
日本のチャンネルでも、監修者や出典を明示する習慣をつけておくと、グッズや講座に展開しやすくなります。 - 収益の柱を増やすときは、動画のキャラクターや世界観を保つことを優先してください。
同社が自己資金でスタジオを作り、40人以上のチームを社内に抱えたのは、外注でクオリティや権利関係が散らばらないようにするためです。
自社で扱える範囲を増やしておくと、アプリやライブなど新しい形態に進むときの自由度が上がります。
※円換算は1ドル=160円(2026年8月時点の目安)です。
出典
- Super Simple Songs marks 20 years with new music and contentYouTube Official Blog
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