収益化・規約

YouTubeの収益化は2段階、登録者500人で会員と投げ銭、広告の配分は55%

  • YouTubeの収益化は2段階です。登録者500人と3,000時間で会員や投げ銭が使え、動画広告の収益は1,000人と4,000時間から。配分は長尺広告が純収益の55%で、2027年2月には広告の条件が8,000時間へ上がります。
  • 使える機能が段階ごとに分かれているため、会員や投げ銭の入口と広告収益の入口では必要な数字が別です。自分がどちらの段階にいるかを分けて考えないと、目標の置き場所を間違えます。
  • これから収益化を目指すチャンネルと、会員や投げ銭だけで収益を立てているチャンネルにまず関係します。広告収益を柱にしているチャンネルは、2027年2月までの残り期間で数字の積み方を決めておく局面です。
画像はイメージです

収益化は2段階、登録者500人の段階では広告収益が入らない

YouTubeの収益化には、条件の違う2つの段階があります。
Googleの公式ヘルプをもとに整理したまとめ記事を見ると、段階ごとに使える機能が分かれています。

登録者500人以上、直近90日に公開した動画が3本以上。
そのうえで、直近365日の有効な公開視聴時間が3,000時間、または直近90日のShorts再生回数が300万回です。
この段階で使えるのは、チャンネルメンバーシップ(会員)、Super Chat、Super Stickers、Super Thanks、YouTubeショッピングです。
動画広告の収益はまだ入ってきません。

3,000時間は、平均視聴5分の動画なら約3万6,000回の再生です。
1日あたりに直すと約100回。
Shortsの300万回は90日で割って1日あたり約3万3,000回になります。

登録者1,000人以上に加えて、直近365日の4,000時間、または直近90日のShorts再生1,000万回まで届くと、視聴ページの広告、Shortsフィードの広告、YouTube Premiumの収益が対象に入ります。
4,000時間は平均視聴5分で約4万8,000回、1日あたり約130回です。
Shortsの1,000万回は1日あたり約11万回になります。

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長尺の広告は純収益の55%、会員と投げ銭は70%

長尺動画では、動画の前・途中・後に広告が出て、その収益の一部がクリエイターに配分されます。
YouTubeの説明では、視聴ページの広告は広告から得た純収益の55%がクリエイターに支払われます。
広告収益が100万円なら55万円という計算です。

ただし1再生あたりの金額は決まっていません。
広告の種類、視聴者の地域、動画のジャンル、広告の需要、その広告が実際に表示されたかどうかで動きます。

会員や投げ銭のような資金調達系の機能は、純収益の70%がクリエイターに支払われるとYouTubeは説明しています。
月500円の会員が100人なら月5万円、1,000人なら月50万円の売上です。
実際に手元に残る額は税などで変わります。

Shortsは広告収益をプールしてから配分する

Shortsは長尺と仕組みが違います。
Shortsフィードに出た広告の収益はいったん集約され、条件を満たすクリエイターに配分されます。
そのため、登録者と再生回数をShortsで積むルートと、長尺で視聴時間を積むルートの2つが並び立ちます。

広告以外に、案件とショッピングと外部への送客がある

会員、Super Thanks、ショッピングに加えて、企業から直接受ける案件(企業案件)があります。
案件では登録者数だけでなく、どんな視聴者が見ているか、そのジャンルで信頼されているか、動画を見た人が実際に買うかが問われます。

YouTubeの外にお客さんを送る設計も置けます。
無料の動画で基礎を説明し、チャンネル登録で関係を続け、概要欄からnoteやブログ、自社商品やサービスへつなぐ流れです。

2027年2月1日、広告収益の条件だけが上がる

YouTubeは2027年2月1日から、広告とYouTube Premiumの収益化条件を変えると発表しています。
新しい条件は登録者1,000人と、直近365日の8,000時間、または直近90日のShorts再生2,000万回です。
8,000時間は平均視聴5分の動画なら約9万6,000回、1日あたり約260回。
2,000万回は1日あたり約22万回になります。

会員や投げ銭、ショッピングの入口は、登録者500人と3,000時間(またはShorts300万回)のまま据え置かれます。
入口はそのまま、広告の入口だけが高くなる形です。

過去の動画が残り続けることがYouTubeの利点

Xの投稿は流れていき、Instagramの投稿も新しい投稿に押し流されます。
YouTubeの動画は検索や関連動画から何カ月、何年も見られることがあり、一度作った動画が後から見られる資産になります。
ただし収益化の条件や仕組みは変わります。
YouTube Studioの「収益化」画面と公式ヘルプで最新の条件を確かめる流れを習慣にしておくといいです。

自分のチャンネルにどう影響するか

収益化の条件が2段階に分かれていると知らないまま数字を追うと、目標の置き場所を間違えます。

  1. 会員や投げ銭で収入を立てているなら、登録者500人の入口条件を先に満たしておくと、広告が出る前から収益の柱を1本持てます。
    この段階の条件は2027年2月以降も据え置かれます。
  2. 広告収益を狙うなら、直近365日の公開視聴時間がいまいくつかを見ておくと、2027年2月までの逆算ができます。
    8,000時間を1日あたりに割って、毎日何回の再生が必要かを出しておくほうが、月ごとの目標より動きやすくなります。
  3. 案件は登録者数より視聴者の属性で決まります。
    どのジャンルの誰が見ているかを概要欄や動画の作り方で示せているか、一度見直しておくと、登録者が小さいうちでも声がかかる形を作れます。

出典

  1. Summary of YouTube Monetization Methods (As of September 2026)Bing News: YouTube ad revenue

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