YouTubeライブのシェア49.5%→43%、TikTok LIVEが33.5%で急追
- 2026年7〜9月期のライブ配信の総視聴時間は317億時間で過去最高です。YouTubeは首位でも、シェアは49.5%から43%に下がりました。
- YouTubeの視聴時間は前期比13.7%減の136億時間でした。TikTok LIVEは19%増の106億時間で、差は10ポイント未満に縮まっています。
- YouTubeでライブ配信をしているチャンネルに関係します。ゲーム以外の配信を考えている運営者にも、比較の目安になります。

2026年7〜9月期の世界のライブ配信は、視聴時間が317億時間と過去最高になりました。
ただしYouTubeのシェアは下がり、TikTok LIVEとの差が縮まっています。
ライブ配信をしている日本の運営者にとっては、自分の配信が置かれた市場の動きを知る材料です。
出どころは調査会社Streams Chartsのレポートで、Net Influencerが紹介しています。
対象は同社が追跡している世界の配信市場です。
日本だけの数字ではありません。
YouTubeのライブ視聴時間は13.7%減の136億時間
総視聴時間は前期より0.8%の増加。
伸びは小さい数字でした。
YouTubeは今も首位です。
でもシェアは前期の49.5%から43%に下がりました。
視聴時間は13.7%減って136億2,000万時間です。
7月はFIFAワールドカップの終盤で、この期でいちばん強い月でした。
大会が終わった8月と9月は、視聴がかなり落ちています。
決勝ではYouTubeの同時視聴者数が3,606万人と過去最高になりました。
大型イベントで押し上げられた数字が元に戻った面もあったのでしょう。
原文によると、カテゴリ別では「エンタメ」と「ニュース・政治」が上位でした。
ただし、どちらも前期より減っています。

ゲームだけは増えた YouTube Gamingのシェアは14.5%
ゲームは例外でした。
YouTube全体の視聴時間に占める割合が、11.3%から14.5%に上がっています。
時間にすると約19億8,000万時間です。
Esports World Cupと「The International」が押し上げました。
個人ではTheBurntPeanutが3,000万時間超でトップです。
TikTok LIVEは106億時間、YouTubeとの差は10ポイント未満
TikTok LIVEは前期比19%増の106億時間で、過去最高を更新しました。
市場シェアは33.5%です。
YouTubeとの差は前期の約16ポイントから、10ポイントを切るところまで縮んでいます。
中身も違います。
TikTok LIVEではゲームは16.2%だけで、雑談系のチャットが最大のカテゴリです。
ゲームを軸にしないライブでも、これだけ見られている場があるんですよね。
KickはTwitchの伸びを上回る
Kickは30.7%増の20億4,000万時間で、3期連続の増加です。
シェアは6.4%でした。
Twitchは4%増の45億1,000万時間です。
ゲームが76.9%を占めています。
Twitchの視聴時間はKickの約2.2倍で、前期の約2.8倍から縮まりました。
Kickのトップ配信者は5,000万時間超でした。
ただしレポートは、過去の調査でこのチャンネルに不自然な視聴パターンが見つかっているとして、数字の解釈に慎重さを求めています。
小さなプラットフォームは半数以上が減少
追跡された小規模6つのうち4つで、視聴時間が減りました。
Bigo LIVEとRumbleは、それぞれ半分近くを失っています。
伸びたのは韓国のCHZZKとSOOPだけです。
CHZZKは3億3,520万時間で、初めてSOOPを上回りました。
日本での扱いは原文に書かれていません。
数字は世界全体の集計です。
自分のチャンネルにどう影響するか
自分のライブ配信がYouTube内でどう動いたかは、Studioの「アナリティクス」→「リーチ」タブや「エンゲージメント」タブで確認できます。
7〜9月と4〜6月を比べて、7月だけ高く8月以降に落ちているなら、市場全体と同じ動きです。
落ち方がもっと大きければ、チャンネル側の要因を疑う価値があります。
ゲーム以外の配信なら、TikTok LIVEの雑談系の伸びは見ておきたい数字です。
ただし、原文には収益の仕組みも日本での状況も出てきません。
正直、乗り換えを考えるより、同じ配信を別の場所でも見てもらえるか、小さく試すくらいがちょうどいいです。

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