Xの収益化が一新、オリジナル投稿だけが報酬対象の新プログラムに移行
- Xが既存の収益化プログラムの新規受付を終了し、オリジナル投稿を対象とした新報酬制度に切り替えます。
- 収益が「インプレッション数」だけでなく「オリジナルかどうか」で決まるようになるからです。
- Xで収益を得ている、またはこれから得たいクリエイターと、Xを集客に使う運営者です。

Original Content Rewards Programが始まります
X(旧Twitter)が、クリエイター向けの収益化プログラムを一新します。
既存のRevenue Sharingに代わり、オリジナル投稿だけを報酬の対象にする「Original Content Rewards Program」が始まります。
Influencer Marketing Hubによると、新プログラムは「クリエイターが何か新しいものを加えたときにお金がもらえる」という考え方を中心に設計されています。

新規受付は終了、9月8日から新プログラムへ
既存のRevenue Sharingへの新規登録は、すでに終了しています。
すでに登録済みのクリエイターは2026年9月7日まで従来の条件で収益を受け取れます。
最終支払いは9月上旬を予定しています。
9月8日からは、新しいOriginal Content Rewards Programに申し込むことになります。
参加条件は次のとおりです。
- 18歳以上
- 対象国に住んでいる
- アカウントが正常な状態
- X Premium、Premium+、Premium Businessのいずれかに加入
- 認証済みフォロワーが500人以上
- 直近90日間に、認証済みユーザーからホームタイムラインで50万インプレッション
- 定期的にオリジナル投稿をしている
このうち50万インプレッションという要件は、小規模アカウントには高い壁だと不満が出ています。
報酬の対象になる「オリジナル」とは
新プログラムでは、対象クリエイターがオリジナル投稿から得た適格インプレッションによって収益が発生します。
適格インプレッションとは、プレミアムユーザーからのユニークなホームタイムライン表示で、投稿の半分以上が表示されているものです。
有料で得たインプレッションや、不正・人工的なインプレッションは除外されます。
オリジナルと認められる例は、次のとおりです。
- 独自の文章やスレッド
- 報道や分析
- 撮影した写真や動画
- ミームやグラフィック
- 意味のある視点を加えた反応やコメント
- 独自の文脈、ナレーション、ユーモア、編集を加えた変形コンテンツ
つまり、完全にゼロから作ったものだけが対象になるわけではありません。
既存の会話やコンテンツに、自分ならではの価値を足せていれば報酬対象になります。
転載や自動生成は対象外です
反対に、次のような投稿は対象外になります。
- 他のクリエイターの投稿をコピーしたもの、実質的に再現したもの
- 他プラットフォームからダウンロードして再アップロードしたもの
- 自動化された手段で作ったもの
さらに、キャプションを追加する、切り抜く、枠線を付ける、透かしを入れる、再生速度を変える、単純なテキストを重ねるといった加工だけでは「変形」とみなされません。
出典を示しても、コメントや分析がほとんどない転載も対象外です。
エンゲージメント操作も禁止されます
新プログラムでは、オリジナル性に加えて継続的な適格性も求められます。
いいねやフォロー、再生、コメント、シェアを人工的に生み出すボットや自動ツールの使用は禁止です。
「いいねやリポストをしてください」と繰り返し促す投稿も対象外になります。
役立つコミュニティノートが付いた投稿や、誤解を招くコンテンツ、収益化の指導や報酬最大化だけに特化したコンテンツも報酬の対象になりません。
どう読むか
Xは、これまでの「とにかくインプレッションを稼げば報酬が出る」方式から、インプレッションの質と投稿のオリジナル性を重視する方式に舵を切ったといえます。
転載やエンゲージメント稼ぎの投稿が減れば、ブランドにとっては広告価値の高い環境になる可能性があります。
独自の視点や専門性を持つクリエイターには、むしろ追い風です。
自分のチャンネルにどう影響するか
まず確認したいのは、Xをどう使っているかです。
YouTubeの動画をただ貼り付けて誘導するだけだと、新プログラムでは収益対象にならない可能性があります。
- Xでチャンネルの動画を拡散するときは、補足解説や自分の分析を添えるほうが新プログラムの対象になりやすくなります。
動画を貼るだけ・キャプションだけだと「転載」とみなされるリスクがあります。 - Xの収益化を視野に入れるなら、新条件の「認証済みフォロワー500人」「直近90日で50万インプレッション」を自分のアカウントの数字と照らし合わせておくと、現実的な判断ができます。
届いていない場合は、Xで収益化するために必要な期間とPremium購読費を先に試算するのがおすすめです。 - すでにRevenue Sharingに参加している方は、9月8日以降に新プログラムへ申し込む必要があります。
条件を満たせないと9月7日で収益が終わるため、YouTube側の収益源を確認して依存度を下げておくとあとで困りません。
出典
- X Is Turning Creator Monetization Into an Originality TestInfluencer Marketing Hub
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