YouTubeタイトルの書き方、成功する型5つと失敗例を解説
- クリエイター向けメディアCreator Hooksが、タイトルの型をまねる戦略を5つの成功例と1つの失敗例で紹介しました。
- タイトルはクリック率に直結し、再生数と収益に影響します。ゼロから考えるより、実績のある型を応用する方が効率的です。
- タイトルに悩むチャンネル運営者や動画編集者です。ジャンルを問わず使える型と、避けるべき表現が示されています。

タイトルは「思いつき」ではなく「型」で作る
クリエイター向けメディアのCreator Hooksが、2026年8月24日に「退屈だけど毎回うまくいくタイトル戦略」と題する記事を公開しました。
要点は、実績のあるタイトルの構造をそのまま真似るというものです。
記事では、優れたクリエイターに「どうやってあんなタイトルを書くのか」と聞くと、全員が「うまくいっているものをモデルにしている」と答えたと紹介されています。
そのうえで、実際に成功した5つのタイトルを分解し、型としていくつかの例を示しています。

5つの成功例から読み取る型
元記事が紹介するのは次の5つです。
いずれもOutlierスコア(元記事がタイトルの成否を示すために使う数値。
計算方法は明かされていません)が高く、平均を大きく上回るパフォーマンスを出したタイトルです。
「退屈な(もの)が(大きな成果)を解決する」 例: The boring exercise that fixes everything(退屈なエクササイズがすべてを直す) 「すべてを解決する」という強い約束と、「退屈」とのギャップが好奇心を生みます。
応用例として「退屈なビジネスで何百万ドルも稼いだ」「安いカメラが最高の写真を撮る」などが挙げられています。「(権威ある人物)からの警告で、昨夜眠れなかった」 例: This Kept Me Up Last Night (Warning From Elon Musk)(この警告で昨夜眠れなかった(イーロン・マスクより)) 警告の中身が伏せられていて、内容を知るにはクリックするしかありません。
権威ある人物の名前が信頼を補強し、「眠れなかった」と体感で伝えることで、単なる「重大な警告」よりも感情に響きます。「(活動)で最高の1日を過ごした」 例: My BEST Day ALASKA Halibut Fishing EVER!(アラスカのオヒョウ釣りで最高の1日を過ごした) 「最高の1日」という大げさな表現が、その活動に憧れる視聴者の期待に応えます。
釣りに限らず、ゲームや旅行など憧れの対象があるジャンルで使いやすい型です。「(何かを)やめて、(もっと信じられないことを)した」 例: I Left The U.S. And Bought A House In Italy For $13K(アメリカを離れ、イタリアで1万3000ドル(約208万円)の家を買った) 何かを離れるという葛藤が物語性を生み、「なぜ?」「どうやって?」と疑問が続きます。
実際に1万3000ドルという金額も強い興味を引きます。
「9時から5時までの仕事を辞めてコロンビアでコーヒー農園を買った」といった応用例が示されています。「(ある実験の)あと、(日常的な行動)をやめた」 例: I Stopped Buying Brisket After This Experiment(この実験のあと、ブリスケットを買うのをやめた) この型は、元記事で最も成功したケースとして紹介されています。
Outlierスコアは86.0と群を抜いており、実験結果への関心と「やめる」という行動の意外性が組み合わさっています。
「TikTokへの投稿をやめた」「子どもへのしつけをやめた」などの転用例があります。
失敗例が教える「明確さ」の優先
一方で、失敗例として挙がっているのが「The muscle map nobody gave you(誰も教えてくれなかった筋肉マップ)」です。
Outlierスコアは0.08と低迷しました。
元記事は、理由を「何が書いてあるか一瞬で分からない」ことだと分析しています。
「筋肉マップ」という言葉では、その動画から得られるベネフィットや、解決する問題が見えてきません。
同じチャンネルの成功動画は「The boring exercise that fixes everything(退屈なエクササイズがすべてを直す)」「What actually makes muscles grow(実際に筋肉が育つ仕組み)」など、ベネフィットか誰もが知るテーマを掲げています。
タイトルを考えるときは、賢く見せようとするより、視聴者が何を得られるかを明確にすることが優先だというのが、この分析の結論です。
元記事では、タイトルを採点する「YouTube Title Analyzer」という無料ツールも紹介されています。
過去の自分のタイトルを入力して、似たタイトルの動画がどれだけ再生されているか比較できるとのことです。
型を自分のチャンネルに当てはめるには
紹介されている型はどれも、日本語に置き換えて使えます。
たとえば「退屈な(もの)が(大きな成果)を解決する」は、チャンネルのジャンルが何であれ「地味な作業が劇的な結果を生む」という形に変えられます。
重要なのは、型に当てはめるだけではなく、「視聴者が得られるもの」が伝わるかどうかです。
型の枠組みを借りて、中身は自分のチャンネルの明確な約束に置き換えるのが、元記事の提案する使い方です。
この記事は英語のタイトル例を中心にしていますが、日本語のタイトルにも同じ構造が応用できます。
実際に自分のタイトルを書き出して、どの型に近いか比べてみるのが第一歩です。
※円換算は1ドル=160円(2026年8月時点の目安)です。
自分のチャンネルにどう影響するか
まず確認したいのは、自分がどの型に近いタイトルを好んで作っているかです。
- 成功した動画のタイトルを3本、失敗した動画のタイトルを3本挙げ、それぞれに「なぜ見たくなるか」を1文で書いてみます。
ここで出た共通点が、あなたのチャンネルの型になります。 - 「退屈な(もの)が(大きな成果)を解決する」型は、どんなジャンルでも使いやすいので、次の動画のタイトルをこの型で3案作ってみてください。
その際は「大きな成果」の部分を、数字や期間で具体的にすると明確さが増します。 - タイトルができたら、一度声に出して読み、「自分がこの動画をクリックしたいか」を確認します。
3秒で意味が伝わらない場合は、「何が得られるか」か「どんな問題を解決するか」のどちらかを補うと、元記事の失敗例と同じ落とし穴を避けられます。 - 元記事で紹介されている YouTube Title Analyzer などの無料ツールを試し、作ったタイトルが過去の成功パターンと似ているか確認するのも手です。
ツールの結果に一喜一憂せず、あくまで「型」の参考として使うのがおすすめです。
出典
- This boring YouTube strategy works every timeCreator Hooks
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