YouTube規約、動画削除は理由を通知するが3つの例外あり
- YouTube利用規約に、動画削除とアカウント停止の条件が載っていました。削除理由の通知には3つの例外があり、訴訟は1年以内です。
- 理由が知らされないまま動画が消える場合が、規約の文面で認められているからです。
- 収益化済みのチャンネルも、これから申請する人も、削除や停止の通知を受けたときの動き方に関わります。

YouTubeの利用規約ページに、動画の削除とアカウント停止の条件がはっきり書かれていました。
削除の理由は通知される決まりですが、通知されない例外が3つあります。
自分の動画が突然消えたとき、何を根拠に動けるか。
それを知っておくための材料です。
利用規約の差分は2023年12月15日版
YouTube公式ページ(規約ウォッチ)の差分では、規約の日付が2022年1月5日版から2023年12月15日版に変わっていました。
前回の確認は2026年10月11日です。
注意したいのは、この日付が2023年のものだという点です。
確かなのは「前回確認したときと、ページの表示が違った」ことだけ。
損害賠償の上限や最低年齢、再生回数の購入禁止は、すでに別の記事で扱っています。
ここでは削除・停止まわりの文面に絞ります。

YouTubeの動画削除、理由は通知するが3つの例外
YouTubeは、規約に違反した動画や、本人以外に害を与えうる動画を、自分の判断で削除できます。
ここは以前から変わらない考え方です。
新しく読み取れるのは、通知の扱いです。
YouTubeは削除の理由を知らせますが、次の場合は知らせません。
- 通知すると法律や捜査機関の指示に反する、または法的な責任が生じると考えられるとき
- 通知すると調査やサービスの運営を損なうとき
- 通知すると誰かに害が及ぶとき
つまり、理由の通知は約束ですが、絶対ではありません。
理由が届かない動画削除も、規約上はありえるんですよね。
不服がある場合の異議申し立てについては、YouTubeのヘルプセンターに案内があると規約に書かれています。
アカウント停止の条件は3つ
アカウントや一部の機能を止める条件も、3つに整理されています。
- 規約に重大な違反をした、または繰り返し違反したとき
- 法的な要求や裁判所の命令に従う必要があるとき
- 他のユーザーやYouTube側に責任や害を生みうる行為があったと、YouTubeが合理的に判断したとき
責任や害を生みうる行為、という条件は、実際に害が出ていなくても、出うると判断されれば対象になる書き方です。
判断するのはYouTube。
停止後もアカウントなしで視聴はできます。
その場合も規約は引き続き当てはまります。
誤りだと思うなら、フォームから異議を申し立てる流れです。
収益の支払いはロイヤルティ扱いで、訴訟は1年以内
お金まわりの文面も確認しておきます。
2020年11月18日以降、パートナープログラム、メンバーシップ、スーパーチャットの支払いはロイヤルティ(使用料の名目で支払われるお金)として扱われます。
法律で必要なら、Googleが税金を差し引いて支払います。
そもそも、この規約自体はクリエイターに支払いの権利を与えるものではありません。
訴訟には期限もあります。
サービスに関する争いは、原因が生じてから1年以内に起こさないと、永久に認められなくなります。
正直、1年という期間は短く感じます。
サービスの変更にも触れておきます。
利用に悪影響が出る大きな変更は、合理的な事前通知があります。
ただし不正対策や法的要求、セキュリティ上の緊急時は例外です。
通知の際は、Google Takeout(自分のデータを書き出す機能)で自分のコンテンツを書き出す機会も用意されます。
なお、規約が実際にいつ書き換わったか、異議申し立ての具体的なURL、日本での扱いは、原文に書かれていません。
自分のチャンネルにどう影響するか
動画が消えたとき、理由が届かない場合は規約上ありえます。
だから、自分のデータは普段から手元に残しておく価値があります。
Studioの「コンテンツ」から、再生回数の多い動画の一覧とタイトル、概要欄を月に一度書き出す。
これだけで、削除されても同じ構成で作り直せます。
収益化済みなら、停止の条件のうち「繰り返し違反」が効いてきます。
警告が1回でも来た時点で、同じ種類の動画を見直す。
これが一番の備えです。
出典
- YouTube公式ページ「利用規約」の文面が更新YouTube公式ページ(規約ウォッチ)

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